人間って自分のためには頑張れないものです。
結果的には自分のためにはなっているんですけどね。
順番が違うってことです。
たとえばドクター。
病気を診る医者よりも病気になっている
「人」
を診る医者の方がクリニック経営がうまくいっています。
歯科医もしかり。
ビジネスがうまくいかない人って
商品やツールに頼りすぎかもしれませんよ。
もっと
「人」
の
「困った」
を理解することが先決です。
それさえできれば独自のサービスがポンポンと生まれるから。
テクニックありきではないんですよね。
テクニックは後天的に生まれるものです。
テクニックが生まれる前には必ず人の
「困った」
に対して向き合う必要があるからね。
要するに、もっと
「人を見ろ」
ってことですね。
負の感情に寄り添ってあげるんです。
チラシのヘッドラインが決まらないのも
コンセプトがまとまらないのも
「人」
を見ていないからです。
起業の準備とばかりに
「資格」
に走る人の多いこと多いこと。
それってただの自己満やからね。
資格なんて必要性に迫られてから取るくらいで十分。
今すぐ身の回りの困ったを発見する方が先ですよ。
ちなみに辰巳。
現在はコンサルティングやリサイクル、
お米の事業をやらせてもらっているけどね。
起業したのは便秘解消のノウハウを
コンテンツにして売ったのがスタートですよ。
回りで困っているマダムが数名いたからね。
リサーチして分かったことです。
自分で収入を作ったことがないのに、
いきなりラーメン屋を始めるなんて止めた方が良いです。
大切なのは順番です。
まずは、
身の回りの困ったことをリストアップする。
そして、それに応えていく。
そう、
自分を救う前にもまずは先に
「人」
を救うところから。
そうすることでポジティブなスパイラルが生まれるからね。
ラーメン屋はそれからでも遅くはない。
ラーメン屋を始めたいならラーメン屋にくる
お客の悩みを知ることの方が先。
行列ができる医者が
「病気」
そのものよりも病気になっている
「人」
を見ているように。
追伸:
今朝の相談者にアドバイスした内容です。
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