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ゴール(長期目標)と短期目標の違いについて
ゴール設定というと一部のコンサルタント&コーチは間違った指導をしています。その間違いとは
「ゴールを鮮明にイメージする必要がある」
という教えです。
私も起業仕立ての頃はそのことを信じて目標設定をしていました。そしてよく「自分のビジネスがうまくいかないのはゴールが鮮明にイメージできないからだ」と考えました。何度も目標を設定し直しては「ああでもない、こうでもない」と自分自身を責めたものです。
そんなある日、脳機能学者として知られている苫米地英人氏の本と出会いました。書かれていた本の内容は割愛しますが、それを機に私のビジネスは動き出したと言っても過言ではありません。目標設定のヒントが満載だったということだけお伝えします。
ゴール(長期目標)と短期目標の違いとは?
では、本題に移りますね。いきなりですがハッキリと申し上げます。
ゴール(長期目標)なんて明確にする必要はありません。いや、明確にはできないはずです。そもそも鮮明にイメージできるものをゴールとは呼びません。漠然としたイメージで十分です。
ただし、ゴールのことを考えた時には心の底からのドキドキ感やワクワク感が必要です。詳しくは苫米地英人氏の本をお読みください。
ちなみに私のゴールは内閣総理大臣やロックフェラーのコーチになり世界を動かすことです。世界各地にクライアントがいて、お気に入りの場所からパソコン一台で的確なアドバイスをしています。考えただけでもワクワクします。笑いたければどうぞご勝手に。
話を元に戻しますね。繰り返しますが、ゴール(長期目標)は明確にする必要はありません。「よし、やるぞ!」と内側から元気がみなぎるくらいのゴールを設定してください。
ゴール達成の方法論もいろいろと出てくると思いますが、それに縛られる必要もありません。
イメージできないことは実現しない?
で、明確にした方がいいのは「短期目標」のことです。こちらは数値化を含めイメージができる必要があります。「○月○日までに○○という手段を使って○○個売るぞ!」という具合に。これは苫米地さんとは関係なく私の持論です。
つまり、ゴール設定と短期目標設定は両輪でうまく働くということです。ゴールはモチベーションにつながりますからね。短期目標は具体的な行動を促進する役割です。
ゴールと短期目標にリンクした適切なスキルを身に付けることで「あれもできる!これもできる!」というカンジで短期目標のイメージはどんどん拡大していきます。階段を一段昇るというスキルが身に付けば、見える世界が一気に広くなりますよね。それと同じです。
何を言いたいのかというと、もうお解りだと思います。そう、スキルを身に付けない限りイメージが拡がらないということです。よって、スキル無くして短期目標はクリアーできないということです。スキルがなければ「ゴールの実現」なんて、夢のまた夢。
もう一度言います。短期目標はイメージできる必要があります。イメージを固めるためには目標を達成するためのスキルが必要です。スキルが身に付くとイメージの延長線上で思ってもいなかったビジョンが見えてきます。
そうして短期目標は半年ごとに更新され新たな短期目標となり、達成され続けるのです。
起業家にとって不可欠なスキルとは?
では、起業家にとって必要なスキルといったら何でしょうか?このスキルを身に付けないといともカンタンに詐欺師に騙されます。私もこのスキルがなかったために人のいうことを鵜呑みにしました。そして、ネット上の情報を信じ、最後には騙されました。
答えを言いますね。一に「マーケティング」のスキルです。そして、二に「クロージング」のスキルですね。共にコピーライティングのスキルが必要となります。
これらは売り込みの手法ではありません。必要な人や物を引き寄せ売り込みなしに売るスキルです。このスキルが身に付くと世の中のマーケットが自然と見えるようになってきます。それと同時に、世の中のウソも見破れるようになります。
彩花ラーメンがブレイクし続ける理由
目標設定の話に戻りますね。先ほどまでの内容とは違った視点で締めくくりたいと思います。あと1分間だけお付き合いください。学校の先生が教えることとは反対のことをお伝えしますので。
これができると市場を独占するような結果が手に入ります。これができないためプレイボーイはなかなか結婚できません(笑)
答えは
「目標を限りなく一つに絞る」
です。
そう、目標は少なければ少ないほど実現する可能性が高くなるのです。「え~ホンマかよ~」という声が聞こえてきそうですね。無理もありません。10年前までは私も目標は沢山あった方がいいと考えていました。今でも完全には絞り切れていませんよ。
あれもこれもとやりたいことが沢山あることは素晴らしいことです。ですが、「よし、やるぞ!」となった時には一つに絞った方が大きな成果につながります。これができると収入の桁に「0」が一つ増えるとも言われています。
たとえば、
しょうゆラーメンも食べられる、
味噌ラーメンも食べられる、
チャーシュー麵も食べられる、
塩ラーメンも食べられる、
よりも、
「うちは豚骨ラーメンしかやらない!」
というラーメン屋の方が儲かる可能性が高くなります。原価率もそれほど変動しないので計画的な経営が可能になるというメリットもありますからね。理に適っています。
ちなみに一世を風靡した天理の彩花ラーメンはにんにくたっぷりの激辛ラーメンがはじまりです。スタミナラーメンといえばイコール、激辛の彩花ラーメンだったのです。現在は他のメニューもありますけどね。屋台ラーメンからのスタートでした。寒空の下で「フーフー」しながらよく食べたものです。
彩華ラーメンとは。
昭和43年、奈良県天理市にて屋台より創業致しました。創業当時よりお客様から通称「天理ラーメン」と呼んで頂き、ラーメンに白菜を乗せるスタイルの発祥としてご愛顧頂きました。
「彩華ラーメン」は、秘伝の自家製醤油ダレとニンニクが利いたスープに、多量の白菜、豚肉、ニラ、ニンジン、などの具材を炒め入れ、唐辛子の本場中国四川省より直輸入した「辣醤(ラージャン)」により辛みをつけた他には無いオリジナルのラーメンです。
本記事のまとめ
①ゴール(長期目標)は漠然としたものでOK。ただし、内側からドキドキ、ワクワクするようなゴールを設定すること。
②短期目標は具体的且つ数値化できる目標設定が効果的。
③目標は少ない方がそれにフォーカスすることになるので実現しやすい。
今日の記事は以上となります。
あなたのビジネス飛躍の超ヒントとしていただければ幸いです。
*コンテンツの中では、知的刺激の材料として活用いただくために、あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もございます。「これは違うんじゃないか?」と疑問に思うところから、ご自身の発想・気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。