成功できる人と成功できない人の違いとは?
ある起業セミナーに参加した時の話をします。名刺を交換する時によく「○○○に関しては初心者なので」と、話の前振りに「初心者」って付ける人がいますよね。他にもセミナー会場によく出没する「起業準備中」ってのも。
ぶっちゃけ言いますね。私の中では無視しないといけないワースト3に入る人種です。こういう人たちって、マインドからして甘い。起業家タイプではない。だからリストラをされたのでしょう。だから一年前と変わらないんです。
私のクライアントであり弟子にG君という若手ホープがいます。G君はコンサルタント型コピーライターとして独立しています。とはいっても、まだ最近の話ですよ。私がG君に伝えているのは「とにかくお客さんを作る」こと。つまり、案件を取ってくること。
正直言って、本当に必要なこと(コピーライティングのスキルを身に付けること)は、それからでも遅くはないという感覚です。というか、本物のスキルというものは、やらざるを得ない状況になって、はじめて身につくものだと考えている。だから後ろ盾にコンサルが付いているってカンジかな。
そもそも、お客さんから案件を取ってくるという時点で、起業家としてのマインドは合格です。そう、細かいスキルよりも「マインドの方が大切」ってこと。実際に彼は素直に私のアドバイスを聞いて、即行動を開始し、ひと月も経過しないうちに数件の案件を取ってきました。
モニター価格であろうが、なんでもいいんです。とにかく案件を取ってきて背水の陣を引き、一枚でも多くセールスレターやレスポンスチラシを書くこと。そして、発注してくださったクライアントのために、成果が出るまで書き続けること。とにかく実績を積むこと。それが「売れっこ集客ライター」になる一番の近道なのです。
で、ここであなたに伝えておかなければならないことがあります。それは、「なぜG君の行動が早いのか?」ってことです。結論から言うと、彼には成功しなければならない「明確な理由」があるからです。お客さまから案件を取って来なくてはならない「究極の理由」があるからです。
逆を言えば、もうお解かりでしょう。「初心者なので」とか「起業準備中です」と、心のどこかで言い訳をして、なかなか行動と実績が伴なわないのは、「ビジネスを成功させなければならない理由がない」ってことです。ええ年こいて、恥ずかしくないの?って話。
だからといって、ビジネスをする理由が「生活のために」じゃ、ダメですよ。ダン・ケネディも言っています。「成功する人がいないというのは、成功しなければならない理由がないだけだ」と。ダン・ケネディが言う「成功しなければならない理由」と言うのは、「高いレベルの欲求」を満たす理由です。生活のためだとか言うのなら、パートやアルバイトで十分。
厳しいことを言いますが、女性起業家に成功者が少ないのは、いざとなれば配偶者のパパがなんとかしてくれるからです。(私の友人の女性起業家にはそういう方はいません)でもこれ、本当だと思いませんか?本気でビジネスに取り組みたいのなら、ツベコベ言わずに、とっととやっています。「これをやる!」と決めたら、「一点突破」で突き進んでいくことです。そう、一点突破です。
※もし、よかったらゲアリー・ケアーさんの著書「ワンシング」を読んでください。
余談ですが、私の女性クライアントの話です。半年前に新規ビジネスを起こし、月商92万円を実現させた主婦がいます。ごく普通の主婦ですよ。そんな彼女が短期間で「月商92万円」を実現させた一番の成功要因は、「一点突破」です。一つのことに愚直に取り組んだ結果です。私的には100万円を目指していたので、少しばかり残念ですけどね。これはこれで、よく頑張ったと思います。
彼女の場合は次のステージに向かわないといけませんが。万が一、ここで満足してしまったら、堰き止められた池の水と同じで、腐ってしまいますからね。でも、大半の起業志望者はそこまですら行けません。おかしな起業コンサルタントに就いたら、それはもう最悪。悲しいかな、それがコンサル業界で見かける、お決まりのパターンですけど。
話が反れてしまったので元に戻します。とにかく、「できない言い訳はするな」ってこと。「初心者なので」とかいう人は、心の中では「だからできないんです」「手取り足とり教えてください」と言っているのも同じ。依存心、依頼心の固まり、それでは生まれたばかりの赤ちゃんと変わりません。この時点で起業家としては失格。実践会のメルマガ読者さんの中にそういう方はいないと思いますが。
そう、「自分自身の自信がつくまで」とか「お客様が納得できる実績が上がるまで」そんなことを言っていると、いつになっても始められませんからね。我々起業家の仕事は人の問題を解決し、社会をより良くすることです。それもスピード感を持って!コピーライターの道を歩むと決めた瞬間から、「もうプロだ」という自覚を持つことですよ。
今日は感情に任せて書いてしまいました。毒を吐きすぎたようですので、このくらいで終わりにしたいと思います。
*コンテンツの中では、知的刺激の材料として活用いただくために、あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もございます。「これは違うんじゃないか?」と疑問に思うところから、ご自身の発想・気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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