レンタルサーバーを選ぶ前に知っておきたいチェックポイント
WordPressでホームページを立ち上げる最初のステップとして、ドメイン取得と同時に必要なのがサーバーです。
最初にどのサーバーを選ぶかによって後々の使い勝手に影響します。ですので慎重に決定したいところです。
今回はWordPressに最適なレンタルサーバーの選び方についてお話ししていきたいと思います。
今回のお相手は友人で物品販売業のコウジさんです。起業して数年が経ち、まずまずの実績を残してきました。
しかしながら、現状は伸び悩んでおり、店舗の接客だけではいけないと強い危機感を抱いています。
そこで近い将来のことを考えて、これからホームページ集客に取り組もうと考えている起業家さんです。
今まで自分で仕事を切り開いてきた自負から、俺が一番という意識の強い少し頑固な方ですが、ここはキッチリと基本を押さえてもらおうと思います。
※以降はレンタルサーバーを→「サーバー」という呼び名で省略します。
サーバーとは?
WordPressはとても便利で、このサイトで学んでもらえれば簡単に使えるようになると思います。ただWordPressも基本はプログラムですから、サーバーに保管しておかなくてはなりません。
ですからサーバー選びは慎重にする必要があります。
それってお金かかるんスか?
初心者が WordPress でホームページを立ち上げようとする場合、ほとんどの方が値段だけを見て安いサーバーを選びがちです。実際に安いサーバーでいいよと薦める人もいますからね。
なぜなら、WordPress はプログラムの構造上、サーバーに大きな負荷がかかるようになっています。
安いだけで適切でないサーバーを使っていると、すぐにサイトの表示速度が遅くなったりします。
例えばよいホームページができたとしますよね。そうなればアクセスがたくさん集まってくると思います。
ところが、アクセスが集まったためにサーバーダウン(アクセス不可)が発生してしまうという、皮肉な結果に繋がってしまうことがあるんです。
コウジさんが、これからWEB上でのマーケティングのために WordPress を運用したいと考えているなら、そのような事態は防ぎたいですよね?
ではここで、WordPressを安心して運用するために必要なサーバーの条件と、WordPressを運用するためにおススメのレンタルサーバーをご紹介しましょう。
WordPressに相性ピッタリなサーバーの条件5つ
WordPressと相性の良いサーバーとは、次のような条件に当てはまっているサーバーです。
- プログラムを安定して動かすことが出来ること(処理が速い)
- アクセスが集中した時にエラーにならないこと
- 複数のサイトを運営できること
- セキュリティやサポートがしっかりしていること
- 管理画面が使いやすいこと
順に説明します。
1:プログラムを安定して動かすことが出来ること(処理が速いこと)
コウジさんも、クリックした後、表示されるまでの時間がワンテンポ、ツーテンポ遅くて、それ以上そのサイトを閲覧する気が無くなった、なんて経験はないですか?
ホームページには「3秒ルール」というものがあります。これは「3秒以内のページ表示が理想」という意味です。つまり3秒を超えたところからユーザーは訪れたページに対してストレスを感じ始めるということです。
あなたのページから離脱してしまうという機械ロスにもつながりますので注意が必要ですね。
2:アクセス数が集中してもエラーにならないこと
実際にこんな表示を見かけたことはありませんか?「503エラー」という表示ですね。
・503エラー
サーバーには転送量というのがあって、一度のアクセスにどれだけサーバーが耐えてくれるか?を表す指標となります。転送量が少ないサーバーだとアクセスが集中したときにサイトが表示されないということが起こってしまうのですね。
実際にアクセスが集中するようなサイトを作っていくわけですから、この状態が起きにくいサーバーを選びたいものです。
最近では渦中にある森友学園のホームページが一時的に見れなくなりました。おそらくサーバー選びを間違えているのではないでしょうか?
3:複数のサイトを運営できるか?
4:セキュリティやサポートがしっかりしていること
ですから、セキュリティが大事ですし、万が一人的なミスでサイトを消してしまったということもあり得ます。
そんなときにバックアップを取ってくれているサーバーであれば安心ですね。
5:管理画面が使いやすいこと
そんな場合にも使いやすいことは、時間のロスを防ぐという意味でも大きなポイントです。中には使いにくい管理画面もありますからね。
といいますか、サーバーの選び方を間違えたら大変なんです。
さて、以上5つの条件を踏まえた上でお勧めしたいレンタルサーバーが、「エックスサーバー」です。
他にWordPressに適しているとされるレンタルサーバーに、ロリポップやさくらサーバーなどがあります。
ロリポップなどは、安くて気軽に使えるかもしれませんが、ビジネスに本格的に使うには避けておいた方が無難かもしれません。インターネット上では、サイトを表示しきれないためかロリポップのエラー表示が頻繁に見られますからね。本格的なサイトにはスペックが追い付かないのだと思われます。
さくらサーバーもよいとされていますが、管理画面が少し扱いにくいかもしれません。これからウェブサイトを作っていこうというコウジさんには、「エックスサーバー」もしくは処理速度がより早い「エックスツー」をお勧めしたいと思います。なぜなら、先ほどの5つの条件を高次元で満たしているからです。
エックスサーバーの申し込み方法
ここではエックスサーバーの申し込み方法について触れておきます。以下のように申し込んでください。
ステップ-1
検索窓に「エックスサーバー」と入力し検索するか、下記URLより、エックスサーバーのサイトへアクセスしてください。 ↓↓↓
https://www.xserver.ne.jp/
ステップ-2
エックスサーバーのトップページで「お申し込みはこちら」をクリックします。
ステップ-3
次のページで「サーバー新規お申込み(無料お試し10日間)」ボタンをクリック
ステップ-4
「お申込みフォーム」に飛ぶので、そこから先は、画面に従って入力して申込みを済ませてください。
サーバーIDは好きなものを入力、プランは特にこだわらなければX10でよいでしょう。
最終的に「お申込み内容の確認」をクリックし、内容を確認して「お申し込みをする」をクリック で完了です。
ほとんどすぐに登録したメールアドレスに設定完了のメールが来ます。
後で後悔しないために
さっそく申し込み手続きをしてみます。
※要重要※更新を忘れずに!
もし、更新しなかった場合、有効期限が過ぎたのちに登録が削除され、ホームページが表示できないようになります。
うっかり更新をし忘れてしまうとその間のアクセスを無駄にするだけでなく、サイトの信頼性を損なう恐れがあるので、忘れずに更新しておくようにしましょうね!
辰巳先生、ATSUSHIディレクター、本日はありがとうございました。
今回は触れていませんが、ホームページに掲載する画像の容量が大きいとサーバーに負荷がかかってしまい、表示スピードに影響を与えてしまうことがあります。特にアイフォンで撮影した画像は容量が大きいため注意が必要です。
というわけでアイフォンに限らず、容量の大きい画像は容量を減らしてからアップするようにしてくださいね。画像の容量を減らす方法は「画像 容量 減らす」で検索してみてください。
ちなみにDRM集客実践会では無料で使用できる「画像工房」で容量を減らすようにしています。参考まで!
DRM集客実践会は、WordPressブログによるオンライン集客とチラシやDMを活用したオフライン集客を有効的に活用し、地域ダントツNo.1集客を目指しています。
ATSUSHI!あとはヨロシク!