3年かかる目標を3か月で達成する方法。
※今号の記事を読む前に紙とペンをご準備ください。
あなたは5年後、どうなっていたいですか?あなたには全てのスキルがあり、必要な人脈が十分にあるとします。「こうであったらいいな」という現実をつくり出すことができる要素をすべて持ち合せているという前提で考えてみてください。
つまり、ゴール(目標)を設定する上で何が重要なのかと言うと、今の現実の延長線上にゴール(目標)を置かないということです。心がけ次第ですが、たとえあなたが今、無一文でも実際に5年もあれば1億円の貯金ができるかもしれません。
しかし、これが「1年後」となれば無理でしょう。だから「5年後」と質問する必要があるのです。これが「10年後」とかになるとイメージしづらいため、ちょっと無理が掛かってきます。
私自身はあらかじめ人生のゴールを決めていますが、かなり突飛押しもないものです。且つ、ある程度、俯瞰性(自由度)を持たせています。それ以上のことができるかもしれないし、できないかもしれません。
しかし、「こうでありたい」という方向性だけは明確になっています。そこから逆算して「今」を生きているってカンジですね。苫米地英人さんの本を読むと、今、お伝えした”こと”の重要性が深いレベルで理解できます。
ブライアン・トレーシーに学ぶ、やらないと損なエクササイズ
まぁ、それはともかく、あまりにも先のことは不明確になりやすいので、あなたには5年後と聞いているのです。あなたは5年後、どうなっていたいのか。
①5年後のあなたの収入は?
②5年後のあなたの健康状態は?
他にも、
③5年後のあなたの家族の在り方は?
など、一番理想なかたちをイメージして、それを書き出してみてください。何度も言いますが、あなたにはそれを可能とするスキルと人脈がすでにあるという前提で。
こうした手順で頭で考えるだけでなく紙に書き出すことで、そこに「魂」が宿ります。ガス欠の車にガソリンとエンジンオイルが入った状態です。そのうえで、これら(今、紙に書いた目標)を実現させるために
「どうやって実現する?」
とあなた自身に質問をしてください。※新しい紙の一番上にこの質問を大きく書いてください。
そこで出てきた答えも「できる、できない」とかは関係なく、10個から20個書き出します。その上で、「これさえうまくいけば、すべてがうまくいく」と思える項目を「たった一つ」挙げてください。
そして最後に、10個から20個の中から今、選んだ「たった一つの行動目標」を、ステップ1はこれをやる、ステップ2はこれをやる、といったカンジで細分化してください。
で、ここからがポイント。そこで選んだ項目のハードルが高い場合は、ステップを更に細分化してください。その方が行動しやすくなるからです。あなたはそのステップを順番にやるだけ。
一段一段、階段を登りつめると見える景色も変わってくるで、次のステップ(行動)がし易くなります。このままでは見ることのできない向こうの山も、ある程度登れば自然と見えてきます。見えてきたら成功のイメージも自然と固まってくるので、より”やる気”につながります。
このエクササイズは世界一の講演家であり、営業の分野では世界的な権威でもある、ブライアン・トレーシーさんの「目標設定エクササイズ」を日本人向けに、自分なりに改良したものです。
今日の話は、私が情報販売で起業し、1年後にはあるカテゴリーで日本一になったときのステップです。そして、起業してから5年半、それは今でも猛烈なスピードで進化しています。やらないと損なエクササイズです。
*コンテンツの中では、知的刺激の材料として活用いただくために、あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もございます。「これは違うんじゃないか?」と疑問に思うところから、ご自身の発想・気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。
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