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知っておくだけで差がつく独自ドメインの取得方法
WordPressでホームページを立ち上げたいけれど、まず何から始めたらいいのかわからない方が多いと思います。
そんなあなたのために初めの一歩として、独自ドメインの取得についてお話ししていきたいと思います。
今回のお相手は飲食店を経営している友人の一郎さんです。今まで料理の修行一筋だったため、パソコンはどちらかというと苦手で、WEBのど素人といってもいいくらいのレベルです。
飲食店という業種は大手チェーン店をはじめ最も競合が多いカテゴリーです。
そんな中、一郎さんはライバル店に負けじと「小さな飲食店集客には効果がある」と言われているスマートフォンに特化したホームページをご自身で立ち上げることになりました。
私のアドバイスを受けて選んだ一郎さんのお店のWordPressテンプレートは「レスポンシブ・ウェブ・デザイン型」です。
つまり、スマートフォンだけでなくPCからも見れるタイプのものです。そんななかでも、ややスマートフォンからの検索の方が反応を得られやすいテンプレートを選んでいます。
とはいえ、一郎さん曰く
「何から始めたらいいのかわからない」
「独自ドメインって何?」
ということでしたので、私の事務所でレクチャーすることになりました。
※以降は独自ドメインを→「ドメイン」という呼び名で省略します。
ドメインとは?
ですから、ぜひ理解しておいてほしいです。
ところで、ドメインって何ですか?
ドメインはインターネット上の住所のようなものです。すなわちホームページがインターネット上に存在する場所情報のことです。
パソコンかスマートフォンからインターネットにつなぎ、ホームページを閲覧する場合を想定してみてください。
そのときアドレスバーにアドレス(URL)が表示されますよね?
例えば本サイトならこんな感じです。
気軽にサイトに来てもらうには、ドメイン名は覚えてもらいやすい方が良いです。
空室があればそこに住むことができるように、そのドメイン名が誰かによって使われていない状況であれば自由に決められます。
また、ドメインは一度取得すると重複できないので、唯一のドメインということになります。これを「独自ドメイン」と呼んでいます。
なんかウキウキしてきました!
効果的なドメイン名の選び方
ドメインは自社の知名度を上げてブランドを作り上げていくうえでも、イメージしやすい名前か覚えてもらいやすい名前が望ましいですね。
たまにURLを見ていると、そのビジネスを表しているようなものが出てきますよね。例えば「かりんとう.jp」とか。
業種名に合ったドメインを決めよう
ドメインには、お店の名前にちなんだ名前など、そこから業種やお店などの特徴が読み取れるものを付けたいですね。
なぜなら、「かりんとう.jp」は久星食品さんのサイトですが、ドメインはURLに含まれますから。それが自社のブランドとして表されるという意味で、後々に有利だと考えられますからね。
今回たまたま話題に出た「かりんとう.jp」は日本語のドメインを使ったサイトですが、一般的には、本サイト「no1-marketing.jp」のように英語表記を選んだ方が無難でしょう。
【ヒント】
「かりんとう.jp」のように日本語をドメインに使う場合、注意が必要です。
ドメイン名はなるべく検索されるキーワードと一致したほうが良いとされているため、日本語ドメインは、日本で使う場合には覚えやすかったり直接アクセスが期待できる点で非常に魅力的ではあります。
その反面、リンクしてシェアしたりメールに貼り付けなどを行うと特別なローマ字表記に変換されてしまいます。
このことについては今回のテーマから外れるので、また別の記事でシェアしたいと思います。
どちらにしても、ドメインは知名度アップも意識して選ぶとよいということですね。
考えてみてください。
決めたドメインで、ある程度WEB上でアクセスを集め始めていたら、ドメインを変えるとどうなるでしょうか?
効果的なドメイン名の決め方
1つめは、情報探索のために検索してくるお客さんです。
イタリアンの飲食店であれば、「渋谷 イタリアン」などのワードで調べてくると思いますよね?この場合には、土地名などが入っている方がよいことになります。
例えば「shibuya- Italian.jp」のようにすれば分かりやすいですね。
イタリアンのお店のサイトをオープンする場合、 イタリアンと全く関係のないドメイン名でサイトを運営した場合と「イタリアン又はItalian」というドメインで運営した場合だと、確実に後者の方が圧倒的に検索エンジン上では有利になると言われています。
2つ目は、配布されたチラシなどを見て直接「店舗名」や「会社名」で検索してくる方法です。これを「指名検索」と呼んでいます。
この場合はもちろん「店舗名」などが入っている方がよいことになります。例えば「bistro- Paris.jp」のようにすれば分かりやすいですね。
【ヒント】
よく使われているトップレベルドメインは以下を参考にしてみて下さい。
※トップレベルドメイン・・・ドメイン名をドットで分割した際の最後の項目の事を指します。例えば、「shibuya- Italian.jp」の場合は「.jp」のこと。
ドメインと(おおまかな)用途について
.com 商取引事業者(制限や厳密性はなし)
.net 特になし(元はインフラのためのドメイン)
.info 情報サイトの使用を意図している意味
.biz ビジネスに利用されるドメイン
.org 他のドメインに該当しない団体を指す
.jp 日本の商取引事業者等
.co.jp 法人専用(信用が欲しい場合)
.shop お店
.club 会員制
.地域ドメイン 最近ではTOKYOなどの地域ドメインが登場している
ドメイン取得でこんな失敗
例えば、「shibuya-Italian.jp」とするところを、「shibuya-Itarian.jp」としてしまうなど。
ずっと使うものですので、付けたかった名前と違う名前で登録してしまうのは痛いものです。実際にお客さまにスペルの間違いを教えてもらって後から後悔している方もおられますからね。
「.info」や「.biz」でもそこそこ人気は高いので大丈夫かと思います。聞いたことのないドメイン名で取得するのは避けた方がよいでしょう。
【ヒント】
よくある無料ホームページを利用する場合には、運営会社側で準備したドメインを借りることになります。当然ながら、その会社の利用規約に沿って運営する必要があります。
また、ドメインはURLアドレスになりますが、ドメイン名は運営会社が所有しているものなので、自分の自由にはなりません。なおかつ、サービス会社が運営をやめた時にはサイトを閉鎖しなくてはなりません。
独自ドメインの取得方法
ドメインを扱う業者はいろいろありますが、今回はWordPressでよく使われているドメイン業者の「お名前.com」を例にお話します。
ステップ1
検索窓に「お名前.com」と入力し検索するか、下記URLより「お名前.com」のサイトへアクセスしてください。
↓↓↓
http://www.onamae.com/
ステップ2
お名前.comのトップページで「新ドメイン」をクリックします。
ステップ3
希望のドメイン名を入力して検索をクリックします。
ステップ4
導入可能なドメインが表示されるので、希望のドメインにチェックを入れます。この状態で、「料金確認へ進む」をクリックします。
本来であれば「.jp」か「.shop」あたりを選びたいところですが、今回は改めてドメイン取得の流れをサンプル記事としてお伝えするために「.club」を選んでいます。 |
ステップ5
「Whois情報公開代行」にチェックマークを入れます。
※「Whois情報公開代行」とは、登録されたドメインの各種情報が検索できる「Whois」に、本人の情報ではなくお名前.comの用意した別の情報を表示させるサービスです。Whoisには、ドメインの各種情報が表示されます。特に個人の場合、このような情報がインターネット上で公開されることによる不利益を未然に防ぐことができます。 |
ステップ6
初めて使う場合は「初めてご利用の方」の下の枠に、メールアドレスとパスワードを入れて「次へ」をクリックします。
ステップ7
会員情報を記入して「次へ進む」をクリックします。
ステップ8
支払方法を選択して必要事項を入力後、「申し込む」をクリックします。
ステップ9
申し込みが完了すると下図のような画面が表示されます。
ステップ10
登録したメールアドレスには登録完了の通知が届きます。
ステップ11
登録完了メール文章内の【ドメイン情報】の下にお名前.comへログインするときに使用する会員IDの記載があります。
ステップ12
ドメイン情報認証のお願いのメールが届いた際にはURLをクリックして認証を行います。
ステップ13
URLをクリックすると認証完了のページが表示されます。
以上でドメイン取得完了です。
取得したドメインの管理をするにはお名前.comの「ドメインNavi」にログインします。
以下のURLをクリックしてお名前.comのサイトへアクセスできます。
↓↓↓
http://www.onamae.com/
※要重要※更新を忘れずに!
もし、更新しなかった場合、有効期限が過ぎたのちに登録が削除され、ほかの人が誰でも取得できるようになります。
うっかり更新をし忘れてしまうと再度取得することが難しいので、忘れずに更新しておくようにしましょうね!
5年前のある月を境に収入がなくなり「どうしたのかな?」と調べたところ「ドメインの更新をしていなかった」という苦い経験があります。
「お名前.com」さんであれば更新月前に「更新してください」というメールが届くはずですので、見逃さないようにしてくださいね。
とはいえ、迷惑フォルダに送られてきたメールが振り分けられる可能性もあるので、まめに「お名前.com」のマイページをチェックするようにしてください。
辰巳先生、ATSUSHIディレクター、本日はありがとうございました。
DRM集客実践会は、ワードプレスブログによるオンライン集客とチラシやDMを活用したオフライン集客を有効的に活用し、地域ダントツNo.1集客を目指しています。
彼にバトンタッチする前に、私からお伝えしておきたいことがあります。
ホームページを制作する上で一番最初におこなうステップが「独自ドメイン」の取得です。
ドメインの取得そのものはカンタンなステップです。とはいえ、会社のロゴマークを制作するのと同じくらい重要なステップです。
なぜなら、あなたのお店をブランディングする上で重要となってくるのが、ドメインの取得の際に選択する「ドメイン名」だからです。
つまり何を言いたいのか。
ビジネスの全体像が決まってからでないと「戦略的」なドメインの取得につながらないということです。カッコいいドメイン名を付ければいいというものではありませんからね。
その点を踏まえたうえでATSUSHIに託したいと思います。ATSUSHI!あとはヨロシク!