高いパフォーマンスを発揮するフローの作り方
2017年1月より「マーケティング実践会」を発足します。本来であれば今年の4月にはスタートする予定でしたが、当初、考えていた以上に買取プロジェクトが忙しくなったので延期せざるを得なくなったからです。今のところ「忙しい」つまり「心を亡くす」までには至っていませんが、とにかく「忙しい」の一言です。
リーダーシップが行動の中心
でも、有り難いことですね。ちゃんとしたアプローチさえやれば、ちゃんとした結果がもたらされるということです。ここでいう「ちゃんとした」というのは「お客さま視点に立って必要なアプローチをする」ということです。そう、「お金儲けが先ではない」ということです。「先に与える」という紳士的な姿勢が大切なんですね。
ジェイ・エイブラハムが言う「卓越の戦略」です。「どうやったらよりお客さまに喜んでもらえるのか?」を意識しながら適切なアプローチをすると、必ずリピートしていただけます。お客さまの生活の一部になる瞬間ですね。できれば生涯のお付き合いをさせていただきたいですし、そうなるようにあなたはリーダーシップを取っていく必要があります。
フロー状態が関係性構築の要
よく「どうやったらフロー状態を保てるのか」ということがクライアントとの間で話題になります。フロー状態とは最高のパフォーマンスを出すことができる心理的ゾーンのことを意味します。寝食を忘れてビジネスに没頭できている状態ですね。多くの方はこれを誤解しています。自分を中心に考えるのです。自分のメリットを優先しているうちは「フロー状態」は起こりません。
そう、「自分勝手に振る舞える状態」ではないということです。ではどうやったら「フロー」になれるのか?かんたんなことです。あえて漢字ではなくひらがなで書きました。かんたんだからです。
それは「目の前の方の人生に100%コミットする」です。自分志向のゲシュタルトを選択するのではなく、他者(人助け)志向のゲシュタルトを選択することです。
これら二つのゲシュタルトは人格の中に統合されています。これらを同時に使うことはできません。スキップをしながらマイナスのことを考えられないのと同じです。どちらかの人格(行動)を選ばなければならないのです。で、他者志向を選んだ時だけが本当の意味での「フロー状態」の中に身を置くことができるのですね。
つまり、目の前に人に100%コミットメントしない限り、フロー状態を生み出せないということです。お客さまだけではなく、夫婦関係も同じです。たまに「どうやったら辰巳さん夫婦のようになれますか?」と聞かれますが、今日の内容がその答えです。特に仲良くすることを意識している訳ではありませんけどね。
あなたのビジネスの参考になれば幸いです。
*コンテンツの中では、知的刺激の材料として活用いただくために、あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もございます。「これは違うんじゃないか?」と疑問に思うところから、ご自身の発想・気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。