ダイレクトレスポンスマーケティング用語集②
DRM用語集①に続きます。
目次
リフトレター
ダイレクトメールの中に入っている簡単な挨拶文のこと。というと「ただの挨拶文」だと思われがちですが、本当の目的は、中に入っているレターに興味を持ってもらえるよう、ティーアップすること。同封したセールスレターを読むように促すレターのことをいう。
ビジュアル・アテンション・パターン
ユーザーがホームページやチラシを見る際の眼の導線の動き(パターン)のこと。Zパターンや逆Zパターン、Hパターン、Tパターンなどがある。ポイントは眼の導線から逆算し、重要な情報を設置する必要があるということ。
バイヤーズ・リモース
あなたにも「これ買ってよかったのかな?」という経験の一度や二度はあるだろう。同じようにお客も「これ買ってよかったのかな?」という後悔をすることがある。その後悔のことをバイヤーズ・リモースという。
スティックレター
バイヤーズ・リモースが起きると、お客は商品を返品するかどうかを迷うことになる。それを防ぐために改めて商品のメリットを伝え、アピールする手紙をスティックレターという。スティックとは粘着という意味。セールスを確実なものとするレターでもある。サンキューレターもこの部類に入る。
スティック率
お客が返品せずに購入に至った率(パーセンテージ)のこと。
グラバー
ダイレクトメールを開封してもらうためにする、ちょっとした仕掛けのこと。あえて膨らみを出したりすることで、受け取った方に開封を促すサプライズのようなもの。「申込み用紙よ、戻ってきてくれ!」と縁起を担ぐ意味でブーメランを入れたり、ボールペンを入れたり、飴玉を入れたり、コインを入れたり。なかにはタワシを入れるマーケターもいる。
ワンタイムオファー
アクセスしたページから離脱する際に「このページは1回しか表示されません」と表示され、なんらかのオファーをすること。「一度きりのオファー」のこと。※ページには特殊なスクリプトが仕込まれている。
オプトイン
メールアドレスなどの個人情報を登録すること。オプトインを目的としたWEB上のページのことを「オプトインページ」と呼んでいる。見込み客が対象ページからの情報を受け取ってもいいとコミットメントした状態のこと。本ホームページの場合はこれにあたる。
コンティニュィティ
継続課金商品・サービスのこと。月額・年額課金サービスのこと。継続を目的とした商品サービスのことをいう。※ちなみにどのような商売でも、コンティニュィティを準備する必要があるというのが「DRM集客実践会」の方針でもあります。
スクイーズページ
オプトインページと同じと考えていい。無料オファーとのトレードにより、メールアドレス(個人情報)を獲得するためだけのページ。見込み客を集める中心となるページとして最も重要な概念でもある。
ランディングページ
ランディングとは「着地」と訳できることからも、ビジターが最初に訪ねるページのことをいう。スクイーズページと同じと考えてもいい。DRM集客実践会ではスクイーズページとの違いを以下の通り定義している。
・スクイーズページ → 無料オファーから見込み客を集めることが目的
・ランディングページ → 低額商品との引き換えにアクティブな見込み客を集めることが目的
3ステップDM
ダイレクトメールを同じリストに3回送ること。DMを3回送ると1回は読んでもらえるという可能性を含む意味もある。5ステップや10ステップというものもあるが、日本で実際にやる人はいないだろう。
アフィリエイト
第三者の人に商品を紹介してもらい受注にいたった場合、その第三者に報酬が発生する紹介システムのことをアフィリエイトと呼んでいる。JV(ジョイントベンチャー)の極ミニチュア版のようなイメージだと考えていい。
PPC(ピーピーシー)
Pay Per Clickの頭文字を略している。1クリックごとに費用が発生する広告のこと。グーグルアドワーズ広告やヤフーリスティング広告が代表的。キーワード広告とも呼ばれている。検索結果に応じてサイト上部やサイドに出てくる広告のこと。
キーワード広告(検索エンジン広告)
PPC広告にはいくつかの種類があるが、中でもグーグルやヤフーなどからの「検索」に対してサイト上部やサイドに表示されるインターネット広告のこと。検索エンジン広告ともいう。もっともスタンダードな広告といえる。
コンテンツマッチ
WEBサイトの情報に対して関連性のある商品・サービスの広告を表示させる広告手法のこと。また、その広告を「コンテンツマッチ広告」や「コンテンツ連動型広告」「コンテンツターゲット広告」とも呼ばれている。。Gメールの横に表示されている広告もコンテンツマッチ。キーワード広告に比べると、インプレッションが何十倍もある。
プレースメントターゲット
コンテンツマッチと似ているが「表示させるサイトを選べる」という違いがある。コンテンツマッチのコントロールできるバージョンのこと。関連するこのサイトには表示させないで、このサイトには表示させるなど、選択できる利点がある。
インプレッション
広告が表示される回数のこと。クリックされなくても1回表示されたら1インプレッションと数える。設定する広告の費用によってインプレッションは左右される。