成功する起業家に共通する感情の使い方とは?

成功する起業家に共通する感情の使い方とは?

辰巳勝則
ご訪問いただきありがとうございます。ビジネス人生にトラブルはつきものです。「起こったトラブルに対してどう対処するのかで、収入が変わってくるんだよ」というお話です。

本題に入る前にすみません。DRM集客実践会のメルマガ読者さまや、フェイスブックのお友達からのアクセスであれば問題はないのですが、念のため冒頭にお伝えいたします。もしも「楽して儲ける」というノウハウをお求めでしたら、本ブログはまったく役に立ちません。今号の記事も面白くないと思います。そのような方は今流行の”ユーチューバー”や”アフィリエイター”を目指すなど、他をあたってください。検索すればそれ系のページに誘導してくれると思います。どうぞ、そちらのページへ。

IMG_8648本ブログはリスクを負う考え方ができる「玄人」を対象としています。即効性ではなく(とはいえ、即効性のあるノウハウも公開しますが)、目の前に置かれた1000万円という「お金そのもの」に価値を感じる方が対象ではありません。むしろ、たとえ今、ジリ貧であっても、5年後の1億円を生み出すビジネスモデルをつくることに命がけで取り組もうとする、覚悟のある方が対象です。

(ここから本題です)

逆境をエネルギーに変える方法

ビジネスを成功させるには相当の覚悟とエネルギーが必要となります。こればかりは誰も否定しないと思います。目標が高ければ高くなるほど、当然ですが超えるべきハードルの「数」も多くなるし、ハードルの「高さ」も高くなります。目標が高くなるにつれ、トラブルも多くなります。なので、ビジネスを成功させるためにはどうしても、それなりのエネルギーと覚悟が必要となります。

では、これらのハードル(障害)を越えるために必要なエネルギーはどこから生まれるのか。私の答えは「逆境」です。もちろん「輝かしい未来をつくるためにオレのビジネスで」というようなプラス志向の、健全な動機からエネルギーが生まれることもあります。私もそのような志向を持っています。ですが、いざというときの底力としてあなたを支えてくれるのは、逆境から生まれた「負の感情」だったりするのです。

そう「悔しさ」や「むなしさ」は、あなたを前に前にと進める大きな力となって、あなたを支えてくれます。なので「負の感情」を無視しないでください。負の感情があなたの中で芽生えても、あなた自身を悪く思わないでください。負の感情と向き合うことです。向き合わないでそのまま放置しておくと、逆境はただの「恨み」でしかありません。「恨み」というのは、あなたのエネルギーを間違った方向へと導いてしまいます。あなたの中で「負の感情」が泥沼化する前に「負の感情」と向き合い、エネルギーに変換することをおすすめします。

考え方一つで、逆境から生まれた負の感情はエネルギーに変えられます。そもそも、人生の中で起こることには一切の無駄がありません。そう、考え方一つで、全てがエネルギー源です。トラブルは付きものです。たとえば、

①バカにされる経験

これはよくあることですね。経営者の会合なんかに行くと「オレはいくら稼いでいる」とか自慢する下品な経営者がいます。あなたに向かって勝ち誇ったかのような仕草をします。このような「バカにされた経験」って誰にでもあると思います。ですがこれ、将来見返すための強いエネルギーになります。

②フラれた経験

悔しいですよね。ビジネスで成功してもっと魅力的になって、もっといい異性と出会うきっかけにつなげましょう。広いマンションに住み、フェラーリに乗って、あなたをふったことを後悔させてあげましょう。

③お金がない・貧乏

屈辱的ですね。何かを変えなくてはいけないことを教えてくれています。これこそがビジネスを見直す、絶好のタイミングとなります。また、新規事業を立ち上げるキッカケにもなります。

④うつになる

今の時代、もっとも多い逆境ですね。でも、これって「生き方」を変える絶好のタイミングになりませんか?これまでとは違うベクトルをつくるキッカケになります。「うつ」というのは明確な目標を見出せないまま、頑張りすぎる経営者に多いです。ビジネスから一歩離れた視点から、生き方を変えてみることも、今後のビジネスの方向性を見直すことにつながるのではないでしょうか。まずは休暇を取りましょう。

⑤大切な人の死

身近な人の死をきっかけに寿命を意識するようになるので、自己実現スピードが速くなります。経営者としての健康を見直すキッカケにもなります。そもそも、たくさん稼いでも早く死んでしまったら何の意味もないです。経営者として死ぬまで現役を貫きたいものです。

⑥取引先に逃げられる・契約を打ち切られる

これはもう、付き合う人、付き合う業者を変えるきっかけです。価値観を変えましょう。むしろ、新しい出会いのチャンスです。負の連鎖が起きないよう、そういう取引先は早く切るべきだったのかも。

⑦苦労の多い人生

人の気持ちがよく解るようになり、器の大きい魅力的な人間経営者になれます。お客さまの気持ちも深いレベルで解るようになるので、苦労に比例して商売も繁盛します。そもそも人間というのはどんなにツラくても笑顔を絶やさず、前に進もうとする人を応援したいと思うものです。

⑧クレームを受ける

お客さまと深くつながれるし、気づかなかった新サービスが生まれるチャンスになります。クレームというのは天の声。人を通じて改善点を教えてくれているのです。改善点をクリアすれば、売上も上がります。

⑨様々なトラブル

器以上のことにトライすると一定の確率でトラブルは起きるでしょう。でも、チャレンジをしたことには変わりはありません。トラブルというのはチャレンジした結果です。冷静に考えれば、その裏に隠されたギフトを手に入れていることにもなります。そのギフトを手に入れるか入れないかは、あなた次第です。トラブルの裏に隠された成長のキーワードをゲットしてください。将来はトラブルのない人生が待っています。

⑩家族の崩壊

仕事と家族のどっちが大切なのでしょうか?永遠のテーマだと思われがちですが、答えは両方とも大切です。なぜなら「成幸」とは何かを犠牲にする代わりに、何かを手に入れるものではないということです。もし、家族との関係がうまくいっていないなら、原点に戻る勇気を持ちましょう。家族の在り方の延長線上に本来のビジネスがあるということです。そうでないビジネスは現に淘汰されています。家族の崩壊は「このままではいけないよ」というサインでもあるのです。

以上、いろいろな逆境を取り上げてみました。ビジネス人生には一切の無駄がないことにお気付きいただけたと思います。逆境を通じて我々は沢山の気づきと学びを得ることになります。つまり、全ての逆境は変化を起こすチャンスだということです。変化(chenge)とチャンス(chance)は一文字違いの兄弟です。変化が生まれないところにチャンスは生まれません。

我々は起業家である前に感情を持った人間です。ビジネスというのは感情を持った人間同士の取引であり、究極のコミュニケーションの場です。起業して間もないころはサラリー生活とのギャップに苦しみ、しんどい思いをすることもあるでしょう。でも、逆境を一つ一つ乗り越えていく中で、感情をうまくコントロールできるようになります。その結果、サラリーマン時代では得られない収入を手にする方も少なくありません。

本記事のまとめ

①逆境はジャンプするときの溜めである→溜めがないとジャンプできない
②負の感情は放置せずに向き合うこと→負の感情をエネルギーに変換する
③起こった出来事に対してはプラスのラベル付けをすること。
④感情の使い方・活かし方次第で収入が決まるということ。

起こった現象に対してはいかようにも感情のラベル付けはできます。つまり「感情の使い方を制したものが最後に勝つ」ということを忘れないでくださいね。

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*コンテンツの中では、知的刺激の材料として活用いただくために、あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もございます。「これは違うんじゃないか?」と疑問に思うところから、ご自身の発想・気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。

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