行列ができる旅館・ホテルの作り方|ホームページ編

繁盛する旅館を作るために必要なホームページのポイントとは?

辰巳勝則
ご訪問いただきありがとうございます。今日のテーマは旅館業のホームページ集客についてです。ほんの一部しか公開していませんが、あなたのビジネスの参考になればと思いシェアさせてもらいました。

特にこれからのシーズンにはピッタリの内容だと思います。

関西で旅館業を営んでおられる女将さんから制作したばかりのホームページのレビュー依頼がありました。尚、ホームページは地元の業者さんが制作したものです。いろいろと言いたいことがありますが、そこは割愛させていただきますね。

ただ、真っ先に気になったことがあります。その瞬間でバッターアウトです。ホームページのことではありません。それは、あまりにも安い「価格設定」にあります。

安売り競争をしていませんか?

旅館業だけではなく、どの業界も「コモディティ化」に向かっているのが現実です。「コモディティ化」とは「同質化」を意味します。どこにでもありふれた存在という位置づけですね。コンビニエンスストアなどがそうです。

私がやっているようなコンサルティングサービスも数年後にはそうなります。ホームページ制作の業界はもう既にコモディティ化しています。コモディティ化の行く末は価格競争です。より安い価格を打ち出したお店が勝つというシナリオです。

しかし、これは長続きしない戦略です。業界そのものを食い潰してしまいかねません。数年もすれば廃業に追い込まれることは目に見えています。この旅館はまさにこの「コモディティ化」という悪しきスパイラルに突入しようとしていたのです。

コモディティ化の落とし穴

というのも、まずはこの質問にうまく答えらえませんでした。その質問とは「他の旅館との違いはなんですか?」です。女将は「山の幸や魚が美味しい」と答えました。「他には?」と質問をすると「開放感のあるバーベキュー場があること」と答えてきました。

バーベキュー 旅館

でも、これらの要素は他との違いではなく単なる「特徴」にすぎません。それに、この近辺の旅館を調べてみると多くの旅館にバーベキュー場が設置されています。だからこそ、ここの女将さんは他の旅館とはワンランク低い価格帯で勝負をしようとしていたのです。

アップセルサービスがある、もしくは、そうしたサービスをつくるのであれば「低価格戦略」もアリだとは思います。しかし、そうしたサービスがない場合は「低価格戦略」は危険です。コモディティ化の罠にハマってしまいます。そうなると命取り。

※アップセルサービスとは? → 追加サービスのこと。たとえば、他の旅館ではやっていない「岩盤浴が利用できる」などのオプションサービスのこと。

ただし、私は女将とのやり取りで少しの希望が見えてきました。灯台下暗しとはこのことです。それは、他と旅館との違いでもあり「お客さま」も喜んでもらえるであろう「違い」です。それは、この旅館の女将が「底抜けに明るい」しかも「美人」だという点(違い)です。

やる気は人一倍あるけど何から手を付けたらいいのかが判らなくなっていたんですね。そこで女将に提案したのは女将のキャラクターを前面に出すことでした。大げさかもしれませんが「この旅館に来たら女将に会える」という戦略ですね。

女将にした3つの提案とは?

現にこのホームページは安い価格帯や料理の内容の他、広いバーベキュー場などの最低限の内容は盛り込まれていました。しかし、「誰がこの旅館を運営しているのか」がどこにも見えてきません。

これでは上手くいくものも、上手くいくはずがないのです。ホームページを活用する上で最も重要と言われている「ひとけ(人気=人の気配)」を感じさせれていなかったからです。

そこで提案したこと。それは

①女将の旅館に対する熱い思いをお客さま視点に立って、日々ブログでアウトプットすること(プロフィールでは女将のキャラクターを前面に出す。)

②料理(ここで採れた食材)の説明を動画を使って公開すること。

③お持ち帰りができる、その旅館ならではのお土産(物販)を開発する。

以上の3つです。

また、ここの旅館の特徴でもある広いバーベキュー場についても沢山のベネフィットを打ち出すことで、さらに集客につなげられるはずです。ファミリーが笑顔で楽しんでいる光景をうまく打ち出すことで、ファミリー層の取り込みも可能ですからね。

あなたのビジネスの参考になれば幸いです。

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*コンテンツの中では、知的刺激の材料として活用いただくために、あえて誤解を招くような過激な表現をしている場合もございます。「これは違うんじゃないか?」と疑問に思うところから、ご自身の発想・気づきを深めるきっかけにしていただければ幸いです。

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